「投資の世界」を利用して生涯賃金を補うには知っておくべきことがある

「投資の世界」の罠にはまると、ボッタくられる運命にある

生涯賃金は2億7,000万円しかないのに「子ども」「住宅」「老後」に限っただけでも2億8,000万円かかる可能性があるというお話をしてきました。そのため、これからの時代には「投資」も利用して「大学」や「老後」に備える必要があるわけですが、そこで「よし、毎月3万円ずつ、投資でもはじめるか!」と決意しても、どう行動していけばいいのかと不安になりますね。

おそらく、1番最初に思いつくことは、①マネー本やマネー雑誌を買い込んで、投資について調べてみる、②マネー番組を見ながら、専門家の意見を聞いてみる、そして、③銀行や証券会社へ出かけて、専門家のアドバイスに従う、というプロセスでしょう。

しかし、このプロセスに乗っかった先には、まるでギャンブルのような世界が待ち受けています。マネー本やマネー雑誌には「この銘柄がおすすめです」「この投資信託が狙い目です」と載っていますし、マネー番組では、専門家と称する人たちが「半年後の株価はいくらになる」と予想しています。そして、金融機関のアドバイザーは「このファンドは昨年1番上がったんですよ」と勧めてきます。

こうした「予想」に乗っかった時点で「投資の罠」に捕まります。マネー本、マネー雑誌、マネー番組、金融機関というのは、一致団結して「投資の世界」を「競馬」のようなスリル満点の賭博場に見せかけます。そのため、業界が作り上げたカラクリにはまってしまえば「大学」と「老後」のための資金で、博打をやらされる羽目になるのです。そんな投資の業界が作り上げたカラクリにまんまと乗せられてしまうと「儲けるどころか、元手がぐっと減ってしまった」という人生の危機が待ち受けます。

— posted by osyant at 05:48 pm